パースの納品まで

パースの納品まで

販売のための準備段階である事や、立地条件だけが決まっている段階のものまで、依頼される局面によって使用するパースも変わります。

今回は、基本的な流れをしましますが、実際にはもちろん内容によって省かれることもありますし、その逆に追加されたりする作業もありますが、基本的な発注から納品までの流れを説明します。

まずは、依頼を受けて打ち合わせをしますが、ここが一番大事なところでもあり、ここで失敗してしまうと全てが上手くいきません。

最低限必要なことは、目的でして、どのように見せたいかをしっかり持っている事です。

そして、パースはカラーにするかモノクロにするか、背景はどうするか、いつまでに仕上げ(納品)るか、どのように進めて行くか、最後は予算です。

これらを、作業に取り掛かる前に話し合っておきましょう。

それから、設計士はアングルを決めて下描きをしていき、クライアントのイメージに合っているかを確認して行きます。

次いで、下書きしたものを清書用の紙に写して、ポスターカラーや色鉛筆などで完成させます。

以上が、基本的な流れになりますが、最近はPCなどで簡単に仕上げることもできます。

消点

鉛筆やペンを用いてパースを描きあげて行くので、絵画ではないにしても1つの絵であることに変わりはありませんよね。

絵である以上は、基本となる形を正確にとらえる力や、デッサン力がとわれる事は間違いありませんので、それをベースに考察して行きましょう。

それでは、消点の話になりますが、幾何学上では、平行線は何処までも平行で、絶対に交わることはありませんが、何処までも平行であるはずの道や線路が奥の方で1点に交わっているように見えます。

このような現象は日常生活の中でも出会ったりする事は多く、絵を見ていてもよくありまして、理論上交わるはずのない線が視覚的に遠ざかるにつれて間隔が狭くなり、水平上の一点で交わるこの点を消点と言います。